代理ミュンヒハウゼン症候群
(だいりミュンヒハウゼンしょうこうぐん、
Munchausen Syndrome by Proxy, MSbP)
とはミュンヒハウゼン症候群の一形態であって、傷害の対象が
自分自身ではなく何か代理のものであるような精神疾患である。
多くの場合傷害対象は自らの子どもであるため、
児童虐待と同列に挙げられることも多い。
しかしながら傷害行為自体は患者の目的ではなく、
手段として傷害行為に及び自分に周囲の関心を引き寄せることで、
自らの精神的満足を他者から得ようとしているものである。
子どもが患者の傷害の対象である症例では、患者は傷害を目的として
行っているわけではないとはいえ、行為が反復・継続し、
重篤な傷害を負わされる危険があるので、早急に対策を行う
必要がある。
傷害の対象と患者を隔離すれば、直ちに「傷害」は改善する。
との事です。
知っていましたか?我輩は知りませんでした。
今回の「次女、三女の点滴にも水混入」殺人容疑で再逮捕の母・・・
の事件でこの病名が明らかになりました。
でも例え病気が原因だとしても、幼い命が絶たれる事は悲しいです。「次女、三女の点滴にも水混入」殺人容疑で再逮捕の母
京都大病院に入院中の五女(1)の点滴に腐敗水を混入したとして母親の高木香織容疑者(35)(岐阜県関市)が殺人未遂容疑で逮捕された事件で、京都、岐阜両府県警は14日、四女(当時8か月)の点滴に水道水を混ぜて殺害したとして、高木容疑者を殺人容疑で再逮捕し、合同捜査本部を設置した。
高木容疑者は、2001年と04年に死亡した次女(同3歳)と三女(同2歳)にも「入院中、点滴に水を混入した」と認めており、両府県警は2人が死亡した経緯を慎重に調べる。
発表では、高木容疑者は06年3〜4月、岐阜大病院(岐阜市)に肝機能障害で入院していた四女新奈(にな)ちゃんの個室病室内で、点滴回路に数回、注射器で病室の水道の水を混入、同5月5日、殺害した疑い。死因は肺水腫だった。
4月上旬の血液検査で通常、血中に存在しない細菌数種類が確認され、府警が改めて新奈ちゃんの病室の水道蛇口付近で採取した細菌を鑑定した結果、血中の細菌と一致。肺水腫を引き起こした菌と判断した。
高木容疑者は「周囲の同情を買うため、子どもを看病する姿を見せたかった」と供述しているが、殺意は否認している。
医療関係者は、周囲の関心を引くため子どもに意図的に危害を加える「代理ミュンヒハウゼン症候群」の可能性を指摘しており、両府県警は、こうした症状と犯行との関連についても調べる。
捜査関係者によると、次女と三女にも、血中に細菌が混入したとみられる症状があった。また、五女の点滴には水にスポーツドリンクを混ぜて入れた理由について、高木容疑者は「四女が水で死んだので、体への影響が少ないようにと思った」と供述している。
京都地検は14日、高木容疑者を、五女の事件について処分保留とした。
◆夫「名医頼って駆け回っていた妻が…信じられない」◆
再逮捕された高木容疑者の夫(49)は14日、岐阜県関市の自宅前で読売新聞の取材に応じ、「信じられない」とショックを隠しきれない様子で語った。
夫によると、高木容疑者は四女を妊娠中、ウイルスに感染し、医師から「(四女は)障害を持つ可能性がある」と宣告された。誕生直後は異常は見つからなかったが、体重が増えないため岐阜大病院に検査入院させた。その後、四女は高熱を出し、様々な病気を併発し、2006年5月に同病院で死亡したという。
京都府警が昨年末、自宅から押収した医学書や医学雑誌は、「妻が専門医の話を理解するために買い集めたもの」といい、「我が子の看病に長い時間を費やし、岐阜から横浜、京都まで名医を頼って駆け回っていた」と振り返る。
(読売新聞WEBより引用)
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